素敵な結婚指輪の作り方!

マリッジリングは手作りで出来る?素敵な結婚指輪の作り方!

マリッジリング、すなわち結婚指輪というのは、結婚という一生を添い遂げる大切な相手と共有するおそろいのリングであり、永遠の愛を誓う重要なアイテムでもあります。

さまざまなブランドの高級マリッジリングは給料数ヶ月分ともいわれますが、実はオーダーメイドや手作りもできるのです。今回はマリッジリング・結婚指輪をオーダーメイドや手作りで作るメリットや、方法について解説します。

1.「マリッジリング・結婚指輪」は既成品が主流

結婚指輪と聞きますと、今でも「新郎の給料数ヶ月分」という言葉が出てくるくらい、高額なイメージの人も多いのではないでしょうか。 結婚指輪は「自分が結婚していることを示す指輪」です。日本では8割の夫婦が、プラチナを選ぶといわれています。そのため結婚指輪には非常に高価というイメージが浸透しており、高級な指輪であることが想いの強さの象徴としても捉えられているのです。 とある結婚関連情報誌の調査によれば、結婚指輪の主流はやはり既製品で、全体の5割強を占めています。ついで多いのがセミオーダーで3割ほど、フルオーダーは1割強となっています。

2.既製品の結婚指輪のメリット

ここまで既製品が人気の理由は、それ相応のメリットがあるからです。既製品のメリットとしては、以下のようなものがあります。

2-1.実際に試着が可能なので安心

まずはなんといってもその場にすでに商品があり、実際に試着できることが一番のメリットでしょう。着け心地をふたりで確認しあえますので安心です。 人によってマリッジリングのサイズは違います。既製品にはさまざまなサイズが用意されており、指のサイズを測って調整してもらえます。

2-2.多くの人の憧れとなっている素敵なデザインの指輪が手に入る

日本ではブランド志向が非常に強く、とくにマリッジリングのような高級な宝飾品は「ハイブランドのものを」と考えている人が多いという事実があるのです。 世界的なハイブランドの結婚指輪を買うことで、憧れのデザインの結婚指輪を常に身に着けられます。好きなブランドや憧れのブランドがはっきりしているふたりにとっては、こうしたこだわりのデザイン性の指輪で結婚の誓いを示せることが、既製品の最大のメリットといえるでしょう。

2-3. オーダーより商品の到着が早い

デザインがすでに決まっているぶん、既製品の場合は商品の仕上がりや納品も早いことがメリットです。既製品の場合は、おおむね1ヶ月以内には商品が到着します。ハイブランドでのセミオーダー・フルオーダーに比べると、比較的早く受け取れるのは大きなメリットです。 結婚前というのは、バタバタしがちなものでしょう。時間がないふたりには既製品が安心という考え方が、今でも主流となっています。

3.セミオーダー・フルオーダーのメリット

既製品は以上のように、安心と対応の早さが強みとなっています。それではセミオーダーやフルオーダーのメリットは、どのようなところにあるのでしょうか。

3-1.セミオーダーは予算に応じた最適な組み合わせを選べる

セミオーダーは基本的に、既存の材料の中から希望に応じた金属材や石の素材を組み合わせて作るシステムになっています。多くの選択肢が提示され、その中から理想のマリッジリングを作れるという楽しみが、セミオーダーの最大のメリットといえるでしょう。

3-2.フルオーダーは世界で1つだけの指輪を作れる

フルオーダーはプロのジュエリーデザイナーが一からデザインを描き起こして、おふたりの希望を詳細にヒアリングし、都度打ち合わせをしながらオリジナルデザインで作ってもらえます。ふたりだけの「世界に一組しかない結婚指輪」を作れますので、個性派のふたりにおすすめです。 ただし高級ブランドでフルオーダーとなりますと、期間が長くかかってしまうというデメリットがあります。短くとも3ヶ月程度は期間をみておくとよいでしょう。

3-3. 自分の趣向や好みを存分に取り入れることが可能

セミオーダーもフルオーダーも、自分の趣向や好みが存分に生かせるのが大きなメリットです。多くの選択肢から選ぶにしても一から作るにしても、既製品にはない自由さがあります。既製品は早い納期で安心の仕上がりも強いものですが、「個性を重視できる」ことと「人と被らない唯一無二の指輪を作れる」ことは、ふたりだけの結婚指輪として最大の強みとなるでしょう。

4.フルオーダーとも違う「二人で手作り」の方法とは?

ここからはセミオーダーともフルオーダーとも違う、「ふたりで手作り」するサービスをご紹介します。まだまだ日本では少ないサービスですが、オーダーメイドとの違いは製造過程に「実際に身に付けるおふたりの手が直接加わる」ことです。

4-1.「デザインワックス」で作る

マリッジリングを手作りする場合には、「デザインワックス」で作る方法があります。デザインワックスでできたリング状の素材をヤスリや糸鋸で削って、指輪を成形していくのです。デザインワックスは蝋燭に用いられる蝋のような素材で、削りすぎても熱を加えることで溶けるため、修正も気軽に行えます。 理想のデザインに仕上がるまで、しっかりとプロの職人がサポートしてくれるのも安心です。指輪の原型が仕上がったら石膏で型取りして、その型に金属を流し込みます。金属が固まったら取り出し、あとはプロの職人によって研磨などの仕上げが行われて、完成します。

4-2. 「金属素材」で作る

デザインワックスよりも実践的なのは、金属素材から作る方法です。デザインワックスは蝋のような素材で原型を作って型取りをしていますが、金属素材で作る場合は金属の棒を叩き曲げ、延ばすことで指輪を成形していきます。丸く形を整えたら、金属加工用のロウ材(銀ロウなど)で端と端をくっつけて完成です。 金属の特性を理解するまでに時間がかかるうえ、実際に指輪の形に仕上げるのはなかなか大変ですが、自分で成形した指輪は、愛着もひとしおといえるでしょう。石の埋め込みや文字の刻印などはオプションとしてプロに任せられますので、不格好にならずに済むのも安心できるポイントです。

5.まとめ

今回はマリッジリング・結婚指輪のオーダー方法について、既製品の購入から「ふたりによる手作り」までを一通り解説しました。「手作り」の結婚指輪を作ることは、ふたりだけのオリジナルのリングができるだけではありません。普段作らない指輪づくりに直接関わることによって、ふたりだけの「思い出」も作れることが最大のメリットであり、かけがえのないものといえるでしょう。

福岡市南区の手作り指輪店「手作り指輪のお店M-studio」では、お客様自身で指輪を作っていただけるコースをご用意しています。制作の様子を撮影してフォトアルバムやCD-R、オリジナルムービーなどにも残せます。指輪の現物と一緒に、ぜひ思い出もお持ち帰りください。

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